おしりのザラツキや古い角質を除去して、つるつる肌になれる「恋するおしり石鹸」。
デリケートゾーンの黒ずみには使えるのでしょうか?
「おしり専用石鹸」ですが、デリケートゾーンに使用することはできるのでしょうか。
愛用者の口コミ・成分などを調査したいと思います。
恋するおしり石鹸はデリケートゾーンの黒ずみに効果ある?口コミを調査!
恋するおしり石鹸をデリケートゾーンの黒ずみに使っている・効果があったという人がいるのか?
愛用者の口コミをチェックしてみました。
開封したときは可愛くていい匂いで中につぶつぶが入っていてこれがスクラブ的な役目をはたしてくれてツルツルになるのかな?と期待していましたが就寝中、全身が痒くなって目が覚めました。最初は乾燥か何かと思い、また使わず日を空けて、再度使ってみたら前回と同じように痒くなりました。デリケートゾーンには使ってませんが、石鹸の泡が触れていたのか痒くなりました。乾燥肌ですが、石鹸でここまで何かあるのは初めてです。
まだ1ヶ月もたってませんが、お尻のザラザラが気にならなくなりました。
乾燥するとか痒みがあるとのクチコミもありますが、私は問題なく使えてます。
正しい使い方がわかりませんが、デリケートゾーンの黒ずみにも効果がありました。
今度から膝や脇にも使ってみたいと思います。
スクラブが入っているためデリケートな部分は刺激が強いかもしれません。
お尻洗ったついでの泡でデリケートゾーンも軽く洗ってみたら、出血&化膿してしまいました。ここはダメー!でやめたら治りましたが、スクラブ恐るべし!
「恋するおしり石鹸」をデリケートゾーンの黒ずみに使ったことがある、という方の口コミを調べてみましたが、「デリケートゾーンの黒ずみに使えて効果がある」という方はたったひとりだけでした。
そのほかの愛用者は、
「かゆくなった」
「刺激が強い」
「出血・化膿してしまった」
と口コミしています。
どうやら、「恋するおしり石鹸」は、デリケートゾーンの黒ずみを解消するには、刺激が強すぎるようです。
恋するおしり石鹸にはどのような成分が含まれていて、なぜデリケートゾーンには刺激が強いのでしょうか。
全成分をチェックしてみました。
恋するおしり石鹸の全成分は?デリケートゾーンには刺激が強いのはなぜ?
【恋するおしり石鹸の全成分】
石鹸素地・水・モモ核・マンナン・グルコノバクター/ハチミツ発酵液・リンゴ酸・乳酸・クエン酸・モモ葉エキス・モモ種子エキス・ビワ葉エキス・キウイエキス・アーチチョーク葉エキス・アロエベラ液汁・グルコース・チャ葉エキス・グリセリン・塩化Na・BG・EDTA-4Na・エチドロン酸・エチドロン酸4Na・酸化鉄・香料
①スクラブがデリケートゾーンを傷つける可能性がある。
恋するおしり石鹸には、おしりの「ザラツキ」や黒ずみの原因となる「古い角質」をしっかりと除去するために、次の2つのスクラブ剤が配合されています。
モモ核(ピーチスクラブ) | 桃の核(種子を含む)部分を原料とするスクラブパウダー。 |
マンナン | こんにゃく由来のスクラブ剤。角質や汚れを吸着・除去する。 |
本来の使用方法であれば、これら2つのスクラブが、おしりにたまったザラザラとした古い角質を除去してつるつるのお肌にするのですが・・・
デリケートゾーンのお肌はおしりのように丈夫でなく薄いので、スクラブの粒子で肌を傷つけてしまう可能性も高いのです。
実際口コミでも、恋するおしりでデリケートゾーンを洗ったら「出血・化膿してしまった」という声もありました。これはおそらく恋するおしりに配合されているスクラブが原因ではないか、と思われます。
スクラブ剤は、特に洗顔料などは「目に入る危険性があるため控えた方がいい」と言われますが(参考:厚生労働省:スクラブ含有する洗顔料の使用上の注意)、スクラブの入った石鹸で、少しこするだけでも、デリケートゾーンにはかなりの刺激になります。
角質除去効果が高い=皮膚刺激が強い
ということです。
②フルーツ酸などのピーリング剤が、デリケートゾーンには刺激となる。
恋するおしり石鹸には、スクラブ以外にも、古い角質にアプローチするためのピーリング剤がいくつか配合されています。
どんなピーリング剤が配合されているのか、まとめました。
グルコノバクター/ハチミツ発酵液 | はちみつを発酵させることにより得られるピーリング剤 |
リンゴ酸 | リンゴ由来の有機酸。ピーリング効果が高い。 |
乳酸 | デンプン由来の有機酸。穏やかなピーリング効果を持つ。 |
クエン酸 | ピーリング・収れん・保湿効果を持つ。 |
恋するおしり石鹸には、これら3種類のピーリング剤が配合されています。
これらのピーリング剤は、皮膚の薄いデリケートゾーンには刺激になります。
また、デリケートゾーンの一部には粘膜があり、粘膜には角質がありません。
角質のない粘膜部分にこれらのピーリング剤が触れると、ヒリヒリとした刺激になったり、かゆみや赤みなどの炎症を起こす可能性は大いにあります。
恋するおしりは、石鹸として体を洗うものなので、デリケートゾーンに直接使用しない場合でも、これらの成分が流れてデリケートゾーンに触れてしまうこともあります。
「泡が触れただけでも刺激になった」という口コミも実際あるので、本来の使用方法「おしりだけ」に使用する際も注意が必要です。
まとめ:デリケートゾーンには恋するおしり石鹸は適さない。
以上の理由から、恋するおしり石鹸は、「デリケートゾーンの黒ずみ」を解消するために使うには適さない。ということが言えます。
デリケートゾーンは刺激に弱く、繊細な箇所なので、スクラブ剤でごしごしと角質をとる行為はそもそも向いていません。
刺激を過剰に与えると、メラニンが活性化して、さらに黒ずみが悪化してしまう場合もあります。
スクラブやピーリングに頼らなくても、「デリケートゾーンに使用しても問題ない石鹸」でしっかり洗浄したり、泡パックしたりすることで、古い角質は落とすことができます。
また、デリケートゾーンは乾燥しやすい箇所でもあるので、洗浄後は必ず保湿するようにしましょう。
ただ保湿するだけでも、バリア機能が守られ、黒ずみは予防できます。
また、より積極的に黒ずみにアプローチするなら、保湿と同時に美白もできるクリームでケアすることをおすすめします。