ドラッグストアやスーパーなどで手軽に購入できる「ちふれの美白美容液」。
「デリケートゾーンの黒ずみ」に効果はあるのでしょうか?
成分から検証してみたいと思います。
ちふれの美白美容液とは?
ちふれの美白美容液には、容器が赤い「美白美容液W」と、容器が青い「美白美容液VC」の2種類があります。
美白美容液が2種類あるのは、プチプラのスキンケアとしては珍しいですね。
それぞれ、デリケートゾーンの黒ずみに効果があるのか?
成分をチェックしてみましょう。
デリケートゾーンの黒ずみにちふれ「美白美容液W」は効果ある?
2種類のちふれの美白美容液のうち、まずは「美白美容液W」がデリケートゾーンの黒ずみに効果があるのか?
全成分をチェックしてみましょう。
【ちふれ美白美容液Wの全成分】
<有効成分> アルブチン 3.00% 、L−アスコルビン酸 2−グルコシド 2.00%
<その他の成分> 濃グリセリン 8.00% 、BG 2.02% 、ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.05% 、トレハロース液 0.03% 、グリチルリチン酸2K 0.01%、大豆油 0.03%、水酸化K 適量 、クエン酸Na 適量、ヒドロキシエタンジホスホン酸液 適量、クエン酸 適量、キサンタンガム 適量、ヒドロキシエチルセルロース 適量、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.50%、メチルパラベン 0.21%、フェノキシエタノール 0.11% 製品の酸化防止剤 天然ビタミンE 0.07% 基剤 精製水 全量を100%とする
成分の配合量まで記載されているのが、ちふれの真摯な企業姿勢がうかがわれますね。
ちふれ「美白美容液W」の全成分を確認してみると、美白成分には「アルブチン」と「L−アスコルビン酸 2−グルコシド」が配合されています。
どちらも、プチプラの美白スキンケアに良く配合される成分で、敏感肌にも刺激の少ない美白成分なので、デリケートゾーンの使用しても問題ない成分だと言えるでしょう。
ただ、この2つの美白成分のうち、「L−アスコルビン酸 2−グルコシド」は、安全性が高い一方、効果がかなり控えめな美白成分です。
そのため、デリケートゾーンのひどい黒ずみに使用しても、ほとんど効果を実感することはできないでしょう。
また、もう一つの美白成分「アルブチン」ですが、こちらは、黒ずみの原因である「チロシナーゼ」を阻害することによって、これからできる黒ずみを予防する作用があります。
そのため、「今ある黒ずみ」を薄くすることはできませんが、使い続けることによって、少しずつ、ゆっくりと黒ずみを目立たなくする穏やかな美白成分です。
デリケートゾーンの黒ずみは、顔の肌と比べて色素沈着の程度がひどい場合が多いので、ちふれの美白美容液Wを使用して、黒ずみに美白効果を実感するには、「かなりの期間」を要することになるでしょう。
また、顔用の美白美容液のため、「濃グリセリン」や「ヒアルロン酸ナトリウム」など、保湿成分が多く配合されているので、デリケートゾーンに使用するには「べたつく」と感じる方もいるかもしれません。
浸透するのに時間がかかるので、入浴後にデリケートゾーンに塗って「すぐに下着」、というわけにいかないので、少し不便だと言えるでしょう。
デリケートゾーンの黒ずみに「ちふれ美白美容液VC」は効果ある?
続いて、デリケートゾーンの黒ずみに「ちふれ美白美容液VC」が効果があるのか?
全成分を見てみましょう。
<有効成分> L−アスコルビン酸 2−グルコシド 2.00%、グリチルリチン酸2K 0.10%
<その他の成分> 濃グリセリン 8.00% 、BG 2.72% 、トレハロース液 1.00% 、ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.05% 、油溶性甘草エキス(2) 適量、大豆油 0.03%、水酸化K 適量、クエン酸Na 適量、クエン酸 適量、キサンタンガム 0.30%、ヒドロキシエチルセルロース 0.30%、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.50%、メチルパラベン 0.21%、フェノキシエタノール 0.11%、EDTA−2Na 0.10% 、天然ビタミンE 0.07% 基剤 精製水 全量を100%とする
ちふれ美白美容液VCの方は、美白成分は、「L−アスコルビン酸 2−グルコシド」のみですね。
こちらは、赤のちふれ美白美容液Wにも配合されている「ビタミンC誘導体」です。
肌に優しい一方、デリケートゾーンの黒ずみ美白効果は「弱い」美白成分です。
こちらは有効成分に、抗炎症効果のある「グリチルリチン酸2K」も配合されていますね。
デリケートゾーンは、下着の摩擦などによって炎症を起こしやすいので、「グリチルリチン酸2K」が配合されいるのは良いですね。
保湿効果もありますが、ちふれ美白美容液Wよりもさらっとなじみやすく、デリケートゾーンに使用してもべたつく感じはしないでしょう。
デリケートゾーンをしっかり保湿し、肌荒れを防いでくれる働きをしてくれます。
ただ、デリケートゾーンの「黒ずみ」に効果があるか、と聞かれたら、「効果は薄い」と言えます。
またどちらの美白美容液にも、防腐剤に「パラベン」が使用されているので、肌の弱い方は、デリケートゾーンに使用すると刺激を感じる方もいるかもしれません。
デリケートゾーンの黒ずみに「ちふれ美白美容液」を使用してる人はいる?
ここまで、ちふれの2種類の美白美容液の成分から、「デリケートゾーンの黒ずみ」に効果があるのか?を検証してきましたが、次に、
実際にデリケートゾーンの黒ずみに「ちふれの美白美容液」を使用している人がいるのか?
口コミを探してみました。
口コミをチェックしてみましたが、「ちふれ美白美容液W」も「ちふれ美白美容液VC」も、デリケートゾーンの黒ずみ使用している、という口コミはありませんでした。
参考までに、「シミ」や「くすみ」への効果はどうなのか?
口コミを抜粋しました。
ちふれ美白美容液Wの口コミ|黒ずみ(しみやくすみ)に効果は?
今あるシミを消すというよりは、増やさないようにする予防の観点で選んだので、夏が終わって見てみてマスク焼けもせずシミも減りこそしないものの増えたりはしていないような気がするので、それなりの働きはしたのではないかと思います。
ただ、どの程度の効果があるかは、謎です。
冬に、潤いほしい人にはもってこいな気がします。
一応成分的には美白ですし、使い続けると効果でるかなー
でたらいいなあ・・・
って感じですね。
効果はよくわかりませんでしたが、サラッとして伸びが良く、ベタついたりもしないので使っていて気持ちが良かったです。
安いし、成分もいいみたいなので、今後リピする可能性もあるかなという感じです。
ちふれ美白美容液VCの口コミ|黒ずみ(しみやくすみ)に効果は?
現在2本目を使用中ですが、今のところ新しいシミはできていないのでちゃんと防げているのかも?!
また、美白美容液なのに保湿力がとてもあるように思います。化粧水のあとにこちらの美容液を塗ると、塗らない日よりも肌が潤ってもっちりになりました。
美白効果は(少なくとも私は)感じられなかったけど、潤いとつやは出る。お値段も安いし、当分リフィルで継ぎ足して、夜寝る前の塗り塗り習慣は続くと思います。
トータル2本半くらい使ったところですが、美白効果についてはよく分かりません。
そもそも元の肌の色以上に白くなるわけがないので、日焼けとかシミ予防のために使っているのですが
そうなると使っていない時との比較ができないので…
とりあえず、シミ予防になっていると信じたいです。美白だけでなく、肌荒れ防止というのも私が惹かれた要因なのですが、そこはけっこう効果があるように感じます。
ちふれの2つの美白美容液の口コミをチェックしてみましたが、「美白効果が劇的にあった!」という口コミは少なく、どちらかというと、
●何となく美白効果があるような気がする。
●シミやくすみの予防にはなっている気がする。
●シミやくすみに効果はよくわからないけれど、肌荒れ防止効果や保湿効果は高い。
という口コミが多いようです。
デリケートゾーンの黒ずみに「ちふれ」を使用している、という方は残念ながら見つかりませんでしたが、デリケートゾーンの黒ずみは、顔のくすみなどよりも頑固な場合がほとんどです。
デリケートゾーンの黒ずみには、専用に開発されたクリームを使用するのがおすすめです。
↓こちらでおすすめのものをご紹介しています。