妊娠・出産という一大イベントを立派に終えたお腹。
ふと気が付くとなんだか、黒ずみが・・。
妊娠前はこんなことなかったのに・・。
私も産後1年ほどは、お腹も含め、全身の黒ずみに悩まされていました。
ここでは、
産後のお腹の黒ずみに効果的なクリームとは?
ニベアクリームは産後のお腹の黒ずみに効果あるの?
ということを、「産後のお腹の黒ずみの原因」から考えていきたいと思います。
産後のお腹の黒ずみの原因は?
①ホルモンバランスの変化により、メラニン色素が過剰に作られる。
女性のカラダはプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という2つの女性ホルモンが入れ替わるように増減しています。
妊娠中はプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されますが、プロゲステロンには、メラニン色素を活性化させる働きがあるんです。
そのため、衣類がこすれたり、少し掻いたりするなど、ちょっとした摩擦でも、黒ずみが起こりやすくなります。
また、急激にお腹が大きくなってくると、皮膚が伸び、お腹にかゆみや乾燥を感じたママも多いかと思います。
「メラニンが活性化したお腹」を「かきむしること」によって、さらに黒ずみがひどくなってしまうのです。
②肌のターンオーバーが滞る
妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、通常は28日周期のターンオーバーが滞りがちになります。
ターンオーバーが滞ると、本来は剥がれ落ちるはずだった「メラニンを含む古い角質」がそのまま表皮に残ったままになり黒ずみになってしまうのです。
また、妊娠中に伸びたお腹の皮膚が、急速に縮むことにより、相対的に黒ずんで見える、ということもあります。
産後のお腹の黒ずみに、ニベアクリームは効果ある?
産後のお腹の黒ずみを消すには、これらの黒ずみの原因を取り除く必要があります。
具体的には、
①メラニンの生成を防ぐこと
②肌のターンオーバーを促すこと
産後のお腹の黒ずみを解消する美白クリームの選び方は?
①美白成分と、抗炎症成分の両方が配合されているクリームを選ぶ。
【参考記事】
②添加物ができるだけ配合されていないクリームを選ぶ
産後のお腹の肌にはできるだけ刺激を与えない方が良いため、無添加のものを選ぶことをおすすめします。
例えば、ニベアクリームも保湿はしっかりできるコスパ良いクリームではありますが、パラベンなどの防腐剤や品質安定剤などもしっかり含まれています。
低価格のクリームを否定するわけではないのですが、価格が安いクリームの中には、コストを抑えるためにミネラルオイルが配合されていることもあります。
ミネラルオイルは、安定性の優れた成分ではあるのですが、石油由来で肌には浸透しないのが特徴です。
肌になじみにくく油分が肌の上に残ったままになり、毛穴が詰まったり、洗う際に落としくいといったデメリットもあります。
そのため、ミネラルオイル配合のクリームを産後のお腹に塗るのはあまりおすすめできません。
人生の一大イベントを終えた産後のお腹は、できるだけ無添加で刺激が少なく、また肌への浸透性も高く使い心地の良いクリームでいたわってあげるようにしましょう。